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【放送部】甲子園閉会式司会

2025/08/25

放送

23日(土)、第107回全国高等学校野球選手権大会決勝が行われ、試合後の閉会式で放送部3年の中道みどりさんが司会を務めました。 バックアップとして球場入りした開会式から、約20日空いての球場入り。

その間、毎日「練習用原稿」で練習を重ねてきました。 閉会式の原稿は準決勝が終わってから、2パターン送られてきます。「沖縄尚学優勝バージョン」と「日大三高優勝パターン」です。

優勝校がどちらかによって学校名が変わるのはもちろんですが、最後に選手が球場を一周する際に先導する西宮高校の生徒さんの名前も変わります。 中道さんは決勝に残った二校のプラカードを持つ生徒さん2名を、開会式の映像から探し、イメージして練習をしたそうです。こういうところがさすがだと思います。

3回裏が終わったところで、外に出て発声をしました。 最後の発声練習です。司会担当の4人とも3年生で、学校の枠を越えて親睦を深めました。 控室に戻って、中継を見ながら最後の練習です。

そして、結果が出るとすぐ「沖縄尚学優勝バージョン」の原稿を持って、グラウンドに出ます。

試合の興奮に包まれた満員の球場は、その熱気でますます気温が上昇しているようでした。 厳しい練習を積み重ね、ここまで来た両校の選手たちへの敬意とねぎらいの気持ちを大切に、心をこめてアナウンスする2人。

大会の締めくくりである閉会式を「無事に進行する」という務めを、しっかり果たすことができました。

これにて、高3部長の中道さんは引退となります。コロナ禍真只中の年に入学し、学校が分散登校から動き始めたころ、「放送部に入部したい」と言いに来てくれた日のことを、今でもはっきり覚えています。 それから5年余り。たくさんのアナウンス原稿を書いてきました。何度も何度も書き直し、取材のやり直しも何度もしましたね。自分のことでも大変なのに、いつも放送部全体のことを優先して動き、後輩たちの面倒もよく見てくれました。 最後に最高の舞台でアナウンスできたことは、何よりの自信になったと思います。 温かく見守り、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。

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