11/16土曜日の午後、大阪府立大学の中澤先生にご来校いただき、「ユーグレナが地球の食糧・環境問題を救う」と題した講義・実験を行いました。

ユーグレナは分類上は藻類というグループに属する単細胞生物です。この生物は植物と同様に、二酸化炭素を吸収して自らに必要な有機物をつくり出す光合成をして生活しています。この有機物は、私たち人間の生活の中で、食糧としての活用や燃料としての活用の可能性を秘めていることを学びました。

中澤先生に持参していただいたユーグレナの観察では、その形態や運動性などを目の当たりにして、参加者たちは興奮気味でした。また培養条件によって、葉緑体が退化することも学ぶことができました。

地球の二酸化炭素濃度の上昇、地球温暖化など危機的な状況が報じられる中、ユーグレナはこれらの解決に貢献する生物となりうるのでしょうか。