進路の部屋
先輩はこうした-15―雲雀で描こう自分の未来―Life Design Building at Hibari―
2020/08/18
様々な入試方式を早く調べておくことが大事です。先輩の体験記を紹介します。
【大阪大学 工学部】【推薦入試】 (一貫選抜 男子)
私は去年の冬に大阪大学の推薦入試を受験し、たくさんの方々に支えられながらなんとか合格することができました。受験期は大変過酷です。それを迎える前に少しでも力になるアドバイスができれば幸いです。
まず一つ目として、志望校は早く決め、その大学にこだわることは大切です。そのためにまず将来自分のしたいことをぼんやりとでも考えておくのがいいです。絶対にその大学に行く!という強い気持ちはつらいときの自分を後押ししてくれます。
次に、受験についての情報(志望校の受験科目や申込書類等)に敏感になるのがいいです。ある情報を聞きそびれると好機を逃したり、受験できなくなったりする恐れがあるからです。実際、私が阪大の推薦があるのを知ったのは高3の夏明けで、それがなかったらと思うと少し怖いです。
推薦入試と一般入試の両立については、私は元々一般入試での合格を狙っていたので推薦のために裂いた時間は雀の涙ほどです。志望理由書作成と面接練習の二つで、前者は自分のしたいことをより明確にでき、後者は就活のための練習だと思えばとてもためになるものでした。両立は楽勝、要はものの捉えようです。
最後に、勉強方法は人それぞれですが、与えられたやるべきことをやり、自分が必要だと思うものに優先順序をつけてやっていくことが大事です。物理・化学はできないことがなくなるまで繰り返す。問題集を何周する、というのを目標にするのはおすすめできません。理解できるまでするのがいいです。自分の頭で考えるということができれば、過去問は楽しいものです。
要は捉え方です。成長の一過程として受験期を頑張ってみてください!
【体験記を書いて下さったあなたへ】
中学時代から誠実に学習に取り組んでいました。学力もしっかりとついたので大学での活躍を楽しみにしています。