学校ブログ

進路の部屋

63期生合格体験記⑨

2021/10/29

大学入試

【神戸大学・経営学部 学校推薦型入試】 選抜特進(文理探究)コース 文系男子

私は、学校推薦型選抜で神戸大学経営学部に合格することができました。先生方、両親、友人らの支えがあったからこそ入試を乗り越えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちには、精一杯努力して是非とも第一志望校の合格を掴み取ってもらいたいです。


さて、ここからは、自分の受験体験を記そうと思います。
<志望校の決め方> 私は高3の夏頃まで志望校が決まらず迷っていました。というのも、私には将来の夢も学びたい学問もなかったからです。そんな私が志望校を決めることができたのは、担任の先生に何度も相談に乗ってもらい、多くの情報を得たからです。もしやりたい事が見つからず、志望校が決まらないならば誰かに相談することをオススメします。自分とは違う観点からの意見を聞く事で道が開けることも多々ありますから。

<勉強面について> 私が受験を意識して勉強に取り組み始めたのは高3になってからですが、高1の頃からコツコツと勉強をして習慣づけていたので受験勉強をあまり苦だとは感じませんでした。早いうちから勉強習慣を身につけておけば、受験勉強の負担が少しは減ると思います。そのおかげで、私はコロナ禍による休校期間中も滞ることなく勉強をすることができました。もちろん受験勉強だけでなく、定期テストや長期休暇での課題をやる際に役立ちます。特に、推薦を狙っている方は12年時の成績が大きく影響するので、定期テストで良い点を取るためにも勉強を習慣化することを強くオススメします。
 次に、スランプの乗り越え方について述べていこうと思います。勉強を続けていくと、ある時期から得意科目の成績が伸び悩んできます。実際、私も高3の秋頃から得意科目の成績が中々上がりませんでした。しかし、ある程度点数が取れるようになると伸び悩んでくるのは当たり前です。そんな時は、得意科目ではなく苦手科目を伸ばすべきです。80点を90点に上げるよりも、50点を60点に上げる方が簡単です。得意科目が伸びないからといって落ち込むことなく、少し取り組み方を変えて、苦手科目を伸ばす方向にシフトしてみてはどうでしょうか。

【体験記を書いてくれたあなたへ】
高1の頃から自分の進路を決めかねて、それでも普段の学習は怠ることなくトップの成績を取り続けていた姿は立派なものでした。学習面だけでなく、学級委員なども率先して歴任し、様々なところでクラスを引っ張ってくれる存在でした。一度、進路が決まっていないのに、どういうモチベーションで勉強できているのか尋ねた時、「勉強は裏切らない」という返事をしていたことが印象的です。目的が決まっていなくても、しっかり準備していれば何でも挑戦できるということを、見事に体現してくれましたね。これからも地道な努力のできる、ステキな人であってくださいね!






 



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