進路の部屋
63期生合格体験記⑫
2021/12/20
【 国際教養大学 一般選抜入試 】 一貫選抜コース文系女子
★進学先の決定
高校一年までは地元志向が強かったのですが、高2の夏頃から場所は関係なく「自分の学びたいことを学べる大学」を探すようになりました。オープンキャンパスなどで実際に大学を訪れた時に、そこで学ぶ自分の姿を想像してワクワクできるか、しっくりくるかなどの感覚も重視しました。最終的に、今の自分が興味のある事を学べる大学・学部(私大と東京外大)と、様々な学問を経験してから学びの軸足を決められる大学(国際教養大学)の両方を受験することに決めました。
★勉強方法
学校の授業・講習と自主学習のみで勉強に取り組みました。部活や習い事中心の生活を送っていましたが、学校の自習スペースを使って課題と小テストの勉強だけは確実に行うようにしていました。定期考査では毎回目標を決めて(学年〇位以内に入るなど)勉強するようにしました。高3になってからは同じ勉強スタイルを維持しつつ、英単語や古文単語の暗記にも力を入れました。受験勉強に本腰を入れたのは9月始めのエンカレフェスが終わってからです。0限や放課後の講習で苦手分野をカバーし、授業で配布された問題集や過去に受けた模試を使って繰り返し演習を行いました。共通テストと私大・二次対策は並行せず、共通テストが終わってから教科を絞って勉強しました。ただ私大対策ほとんど時間がさけなかったため、夏ごろから少しずつ大学ごとの対策を始めるべきだったと思います。
★気を付けていたこと・アドバイス
習い事は息抜きとして続ける、年末は紅白歌合戦を見るなど、好きなことや毎年の恒例行事は「受験生」であることを理由に我慢せず、楽しい時間と集中して勉強する時間のメリハリをつけるように心がけていました。これにより適度に緊張感を持ちつつ、適度にリラックスして受験生生活を送ることができました。趣味でも食べ物でもアイドルでも何でも、皆さんの好きな何かは進路選択において重要な手がかりになります。そしてそれはちょっとした「ご褒美」として勉強をより楽しく、かつ効率良く進めるカギにもなります。息抜きすることを忘れず、それぞれのワクワクする道に向かって、勉強も高校生活も楽しんでください!
【体験記を書いてくれたあなたへ】 中学生時の探究発表会では仮面ライダーについて考察するなど、ユニークな着眼点にいつもハッとさせられました。中3時にはカナダへ中期留学をしたり、文化祭では衣装やダンスの振り付けを担当したり、学校生活の表舞台でも裏方でも大活躍でしたね。でも「実は人見知りなんです」と恥ずかしそうに話していたのも印象的です。高3時にもドイツ語講座や探究ゼミに参加するなど、常に自分の好奇心を大切にする姿には学問の本質を見たような気がしました。後輩に話して欲しいことがたくさんあります。機会があればまた遊びに来て下さいね。