学校ブログ

進路の部屋

63期生合格体験記⑭

2022/03/03

大学入試

現高3である64期生が3月1日に卒業しました。あいにくの雨でしたが、生徒の皆さんの清々しい笑顔をたくさん見ることができ、晴れやかな気持ちになりました。

新高3である65期生の皆さん、いよいよ勝負の1年がはじまりますね。推薦入試を考えている人はこの春休みに時間をかけて(保護者と相談、担任と面談、あらゆるところから情報収集)結論を出しましょう。先輩の体験談も参考にして下さい。

【京都大学 医学部人間健康学科 総合型選抜推薦入試】

私は、京都大学医学部人間健康科学科先端リハビリテーション科学コース理学療法学専攻に特色入試で合格しました。私の学部のこの入試では、書類審査、小論文、面接が必要でした。放送部で6年間活動し、人に声で考えを伝えること、文章を書くことに慣れており、自分に合った入試形式だったので受験を決めました。

今回は特色入試の経験談について話したいと思います。8月に部活を引退し、2ヶ月後には特色入試の書類提出がありました。。自分なりに入学後やりたい研究について調べているつもりでしたがうまくいかず、直前まで研究についてたくさん調べたり、文章を添削していただき書き直したり、想像していた以上に書類作成に時間を割きました。総合型選抜の受験を考えている人は、勉強にまだ余裕があるときにたくさん調べて自分なりに学んでおくことが大事だと思います。また、推薦や総合型選抜を受けるなら、その時期になるとそれらに時間を取ることを想定して勉強計画を立ててみてください。国公立だと共通テストも必要なものが多いはずです。日々の勉強が崩れないように、勉強とそういった入試準備にきちんと切り替えて取り組むと良いと思います。

小論文や面接は、担当の先生方と放課後や昼休みを使って、練習を重ねました。小論文では先生に問題の捉え方を教わり、過去問を通して様々な題材の問題に触れておくことで、この大学がどういう像の生徒を求めているのかということを知り、その上で解く練習をしました。面接練習では、予想もしないような難しいことを聞かれることも多々ありましたが、その都度質問内容と自分の答え、先生のアドバイスをメモして後々見返すことにより、自信を持って本番に望めました。面接というのは自分がどれほどその大学に入りたいかという熱意を直接伝えるチャンスです。緊張すると思いますが、堂々と自信を持って、自分の気持ちを伝えることが大切です。

精神的にきつくなった時もありましたが、たくさんの先生方に支えられて私は合格することができました。先生方を信じて、そして自分のことも信じて、悔いの残らないようにポジティブに考えて最後まで頑張ってください!!応援しています。

【体験記を書いてくれたあなたへ】

中学の頃から、勉強にクラブ活動に全力を注いで頑張っていましたね。さらに飛躍されることを期待しています。

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