新学期が始まって２週間ほど。学校生活のリズムにはもう慣れた頃でしょうか。改めて、高校新入生（69期生）ならびに中学新入生（72期生）の皆さん、ご入学おめでとうございます！こちら「進路の部屋」では、皆さんの進路実現をサポートする情報を発信していきます。

今回は、この春卒業した先輩達（66期生）の大学入試結果をお伝えします。

【合格者数(現役のみ)】

★国公立大学（92名）

主な合格大学…京都大学４名、大阪大学13名、神戸大学13名、大阪公立大学11名、北海道大学１名、東北大学２名、京都工業繊維大学４名、京都府立大学１名

★私立大学（880名）

主な合格大学…同志社大学75名、立命館大学79名、関西学院大学123名、関西大学124名、早稲田大学４名、慶応義塾大学１名、近畿大学139名

その他の主な進学実績については「合格実績」のページをご確認ください。

また、全結果（4/12時点）はこちらをクリックすると見ることができます。

穏やかで優しい人の多かった66期の皆さんでしたが、最後まで自分のペースで頑張り、それぞれの進路を実現してくれました。

思った通りになった人もそうでなかった人も、もう一年チャレンジを続けている人もいます。しかしそれぞれが、卒業式の日に飛ばした風船のように、それぞれの道で大いに羽ばたいてくれていることを願うばかりです。

どの道に進んでいる人も、大切なのはこれからです。物事は、始まった段階や選択を決めた段階では正解か間違いかはわかりません。問題だって、解いた後に答え合わせをして初めて正解か間違いかがわかりますよね。だから、これからどんなに大変なことがあっても、一生懸命取り組んで、やり切って、終わった後に振り返って、「これでよかったんだなあ」と思えればそれが正解です。卒業生の皆さんが、それぞれの「正解」を見つけられることを祈っています。

そして、在校生の皆さんにとってもこれは同じです。目に見える「数字」や「結果」にどうしても一喜一憂してしまうものだし、周囲からはそれを基準に評価を下されてしまうこともあるでしょう。でも、雲雀丘学園では、みんなそれぞれが頑張っています。私たち進路部は、「数字」や「結果」にも向き合いながら同時に、在校生の皆さんにとっての「雲雀丘学園での正解」を探すお手伝いができればと思っています。それぞれの進路実現に向けて、一緒に頑張っていきましょう！

さて久しぶりに、66期の皆さんならこれを懐かしいと感じるでしょうか。

昔、こんな映像を見たことがあります。子どもたちに人気の先生が、休憩時間に忙しくしていて、授業前に少し疲れてしまった。しかし、次の授業が始まるので、その先生は廊下を歩いて教室の前までやってくる。するとその先生は教室の前で立ち止まり、一度深呼吸をしてからニコッと笑顔を作って教室に入っていく。その後元気な挨拶が聞こえ、そのまま楽しそうな雰囲気で授業が始まっていく…。

人の表情というものは、当然他人からよく見られるものであって、その人の印象を大きく左右します。笑顔で明るい表情をしていれば、何となく安心感があって接しやすく感じるものです。と同時に、実はその表情は、当の本人の心情をも操作することがあります。心情が明るい暗いと変化するに従って表情が変化することがほとんどですが、逆も然りなのです。笑顔でいれば、態度も言葉遣いもきっとポジティブになるし、明るく優しい気持ちになれるはずです。いつも可能かどうかはわかりませんが、意識的に笑顔でいることで、ポジティブな心情を抱くことはできるかもしれないのです。人の世は他者と関わることから逃れ得ぬものであって、人の一生には山もあれば谷もあります。なるべく笑顔でいることで、いろんな人と円満な関係を築けるようにしたいものだし、その笑顔でもって、一つ一つの谷を越えていきたいものですね。