進路の部屋
仲間が心の支えだった~受験体験記⑦
2024/08/23
2学期が始まり、来週末は文化祭。
受験生である高3生にとっては、大事な模試や人によっては出願準備もあり、落ち着かない日々がしばらく続くことと思います。
今日は部活を引退後、モチベーションを保って努力を続け、学校推薦型選抜で阪大に合格した先輩の体験記を紹介します。
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進学先; 大阪大学 工学部 応用自然科学科 学校推薦型選抜
一貫探究コース
私は学校推薦型選抜で大阪大学工学部応用自然科学科に合格しました。私は高3で部活を引退するまでなかなか受験モードに入れず、ずっと出遅れたと思って焦っていましたが、それでも頑張れば何とか合格することができました。これからという人も早々に諦めてしまわずに頑張ってみてほしいです。
私が受けた推薦は共通テストの結果で合否がほぼ決まる形式だったので、私がしていた共テ対策を紹介させてもらおうと思います。といっても、11月いっぱいまではほとんど二次試験向けの対策をしていました。12月になり共テの対策に切りかえた時、二次対策でやっていた問題や考え方が思ったよりも多くあって驚いたのを覚えています。(莫大な文章量や時間配分には苦戦しましたが、、、)
過去問演習では教科ごとに間違えた問題解説ノートを作り、直しに解答時間と同じくらいの時間をかけました。ネット上にはセンターも含め何十年分の過去問がありますが、私は基本的には自分が買った過去問の本に載っている分だけを2周、3周することを目標にしていました。段々と点数が上がり、解答時間も速くなっていくのを体感でき、達成感を味わっていました。学校の共テ対策講習にも参加しつつ、あとは「なるようになる」と自分に言い聞かせる日々でした。
学校には同じように自習しているクラスメイトが何人もいました。今まであまり話したりしてこなかった人とも受験を通して仲良くなれて、一緒にお弁当を食べたり、休憩がてら喋ったり、悩みや相談に乗ってもらったり、あの時間が勉強を続けられた何よりの秘訣だったと今となっては思います。勉強を頑張っている仲間がいるのは思っているよりも皆さんの心の支えになってくれます。
受験は精神的にしんどいことが多いし、忙しくて毎日が大変です。終わったから言えることかもしれませんが、ある意味充実した日々でもあったなと思います。たまには何も手につかない日があっても大丈夫!これから受験生の皆さんには、万全の体調で、たまには息抜きもして自分の機嫌も取りながら一日一日を乗り越えていって欲しいです。
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苦しいのも忙しいのも自分だけじゃない。目標に向かって頑張る仲間の存在を隣に感じ、支え支えられながら、前に進んでいきましょう。