中３を対象に毎年行っている進路行事『職業人インタビュー』。

今年の夏も３０名の保護者の皆様に御協力いただき、生徒たちは貴重な学びの機会を得ることができました。御協力いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。

２学期に入り、それぞれが取材してきたことをクラスでシェアし、お話を聴かせていただいた方への御礼状をお送りして、この行事は無事完了の運びとなりました。

次の進路行事の準備に追われていたところ、『職業人インタビュー』を受け入れてくださったある保護者の方から、メールをいただいたのです。訪問した生徒たちの様子を詳しく伝えてくださり、また、本校の取り組みについて温かなお気持ちを寄せてくださったことが嬉しく、御本人様の承諾を得て、一部掲載させていただきます。

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生徒さん方は7月に当センター（堺市立総合医療センター）を来訪していただきました。当初、違う方面の電車に乗ってしまうというアクシデントがありましたが、すぐに電話をかけてくれて、約束の時間に遅れてしまうこととお詫びの言葉をちゃんと伝えてくれました。
こちらに到着してからも、患者さんの邪魔にならないようにコンパクトにまとまって移動したり、病棟のスタッフとすれ違えば挨拶をしてくれましたし、一生懸命話を聞いてくれました。はじめは緊張気味でしたが、それでもいざ話し始めたら礼儀正しく、語尾までしっかりと自分の考えや質問を発言できる生徒さんばかりで、この点が最も感銘を受けました。
いただいたお手紙では、ちゃんと時候の挨拶から始まって、ありきたりな表現ではなく自分の言葉で感想が書かれており、字も大変丁寧でした。それぞれが真剣に書いてくれたのであろうとよくわかる文面でした。私が同じ中学3年生であった時には、とてもこのように物怖じせず大人に質問したり、手紙は書けなかっただろうと思いながら読ませていただき、とても嬉しい気持ちになりました。
来てくれた生徒さんの中に、あまり外からは見えないがこのような職業があるのだ、このような気持ちで仕事をしている人がいるのだという体験が、僅かでも残ってくれたらこれほど嬉しいことはありません。どちらかと言えば、むしろ私の方が生徒さん方の振る舞いや態度から元気をいただきました。
この度は貴校のこのような素晴らしい取り組みに参加させていただき、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

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Ｋ様、温かなお言葉を本当にありがとうございました。

今年度の『職業人インタビュー』は夏の暑い盛りだったこともあり、ご訪問先で大変お気遣いいただき、またご迷惑をおかけしてしまった班もあったと報告を受けております。御協力いただきました皆様に、改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

保護者の皆様のお力をお借りして開催する進路行事、次は高校１年生対象の『職業人レクチャー』が、今週土曜日に予定されています。