進路の部屋
実践的なアドバイス~受験体験記⑨
2024/11/20
二学期期末考査まで1週間となりました。
期末考査の後、高3生は3日間を1タームとした共通テストの模試を行います。冬休みを挟んで共通テストまでのこの期間を如何に過ごすかは、とても重要です。
今日はこの期間を最大限利用して、見事志望校への合格を果たした先輩の体験記を紹介します。今すぐ参考にできるアドバイスばかりです。
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進学先;神戸大学医学部医学科(前期)
一貫探究コース
私は神戸大学医学部医学科に一般入試で合格しました。私からは3つアドバイスをしたいと思います。
1つ目は、遊ぶ時は遊ぶ、勉強する時は勉強するというようにメリハリをつけることです。もちろん勉強は大切ですが、高校時代にしかできないことも沢山あるので、時間を有効活用して、色々なことに挑戦して欲しいと思います。私自身も部活動をやっていたので、中々勉強時間が確保できない時もありましたが、メリハリをつけて勉強することを心がけていました。
2つ目は試験に慣れることです。試験慣れをしておくと、「練習は本番のように、本番は練習のように」の言葉どおり、試験本番で良いパフォーマンスが発揮できます。雲雀丘学園では、共通テスト直前に多くの予想問題を解いたり、共通テスト本番と全く同じ時間で解く機会もあるので、実際に本番の休み時間に何をするかなどの想定がしやすくなります。また、学校外で実施される模試も受けることをお勧めします。本番では知り合いが近くにいないことが多いので、そのような環境で一度でも試験を解いておくと緊張が軽減されると思います。
3つ目は自分の弱点と志望校の過去問の分析です。私は些細なミスが多く、神戸大学や共通テストはそれらのミスが命取りとなります。そこで、ミスには何らかの傾向があると考え、間違えたことを逐一書き留めていました。例えば、計算ミスであれば、計算ミスだと一括りにせず、指数の写し間違いや移項時の正負のミスなど、具体的に書いていました。何度も間違えたものは繰り返し出てくるので、徐々に自分のミスの傾向がわかり、解いている最中に注意すべきポイントがわかるようになります。このように、自分の弱点を炙り出し、過去問の分析をすることが合格への近道だと思います。
普段の授業はもちろん、面接練習や個人添削など、生徒一人一人に寄り添って手厚くご指導いただきました。雲雀丘学園では、勉強と部活動や行事などを両立できる環境が整っています。1日一日を大切にして、一度きりの高校生活を楽しんでください!