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11月からの日々~受験体験記⑧~

2024/11/01

大学入試

11月に入り、各大学の推薦・総合型選抜の出願が本格的に始まりました。

この手の試験は志望理由書に始まり、実績報告書など提出書類が多いため、出願までが第一の難関です。無事出願までたどり着けたみなさん、まずはお疲れさまでした。

大阪大学の今年度のスケジュールは、11月1~8日に出願。

❶文・人間科・外国語・法・経済・理・歯・工は、12月6日に書類による一次選考の合格発表があります。そして一次選考通過者を対象にした面接や小論文による二次選考が12月15日。年明けの共通テストを受験して、最終発表は2月12日。

❷医・薬・基礎工は、共通テスト後の2月7日に書類と共通テストによる一次選考の発表があり、2月9日(医は10日も)に二次選考を行います。最終発表は同じ2月12日。

出願した後も面接や小論文、そして共通テストや個別試験の勉強を並行して頑張ることになります。

そんな嵐のような4ヶ月を精いっぱいやり抜き、大阪大学法学部に総合型選抜で合格した先輩の体験記を紹介します。

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進学先;大阪大学 法学部 総合型選抜  一貫探究コース

私は大阪大学の法学部の法学科に総合型選抜で合格しました。出願理由は法律ゼミ(学校で主催されている探究ゼミの一種)に2年間参加しており、それを強みにできると考えたからです。今回はそんな私の受験体験記を書きたいと思います。

私は夏休み明けから、推薦の出願に必要な志望理由書の添削をお願いしました。書き方が載ったパンフレットは貰っていたのでそれを参考に書いてみましたが、なかなか上手くいかず何回も添削をして頂きました。約一ヶ月かけやっと完成させることができました。

志望理由書が完成した時点で面接の練習を先生にお願いしました。こちらも約一ヶ月練習し、一週間に最低でも2回は練習するようにしていたと思います。面接では何を聞かれるのか全く分からなかったので、先生に様々な質問をしてもらいました。ある時は、先生と練習している最中に、その先生に提出物を出しに来た全く知らない後輩に、即興で質問をしてもらい答えるなどの練習もしました。そんな練習のおかげがあってか、本番では程よい緊張感で楽しく面接試験を受けられました。

面接試験が終わると残すは共通テストだけですが、推薦で合格が決まるとも限らないので、11月はニ次の勉強と共通テストの勉強を並行してやっていました。しかし、私は共通テストが苦手だっただけでなく、推薦で1番大きなウェイトを占めていたのが共通テストの点数だった事もあり、12月からはがっつり共通テストの勉強に移行しました。今思うと、結局最後まで共通テストが伸び悩みました。ニ次の勉強は確実に共通テストに生きてくるはずなので、ニ次対策をもう少しギリギリまでしておけばよかったと思います。ちなみに共通テストの会場では同級生が近くにたくさんいたので、緊張がほぐれる反面、どこかいつもの模試と変わらない様な気がしてしまい気持ちが緩んでしまったので、私の様な人は注意です。

共通テストが終わった後は先生との面談があり、そこで最終的な出願校を決めます。私の場合は共通テストでこけてしまい、前期は阪大に出願する事が出来ませんでした。共通テストの失敗もあり、自信をなくしてしまったので予定より私大受験を増やす事にしましたが、国公立志望の人には私大を受けすぎる事はあまりお勧めしません。

私の受験スケジュールでは、阪大の推薦の合否発表が1番早くわかる合否であり、共通テスト前は「この日で受験終わらせるわー」など大口を叩いていましたが、共テ後はそんな事も言えなくなり、どうせ無理だろうと軽い気持ちで合否を見ると受かっていました。

最後まで色々なアドバイスを下さり面倒を見て下さった先生方には感謝しかありません。受験生を本気ですると、とてもしんどい時期が必ず来るとは思いますが、最後まで諦めずに、自分の納得のいく進路に皆さんが進める事を心から願っています。

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その他の受験体験記は「でんしんろ」で読むことができます。

今のみなさんの背中を押す言葉に、きっと出会えるはず。

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