学校ブログ

進路の部屋

<受験体験記>神戸大・法・法(前期)

2025/06/21

大学入試

神戸大学 法学部法律学科に合格しました。

私はもともと大阪府立高校の文理学科を目指していましたが叶わず、雲雀丘に進学しました。入学後にはその悔しさをバネに、1年生の1学期から定期テストで着実に点数を取れるようコツコツと日常的に積み重ねてきました。

大学受験にあたってはまず基礎を固めることが大切です。共通テストは高校で履修する全範囲の広い知識と学力が要求されるからです。学校では成績順位の掲示はありませんが、成績表の順位をもとに常に自分の立ち位置を確認するようにしていました。この努力のおかげで、ある程度受験勉強の土台ができあがったと言えます。これらの土台作りは進級を重ねてからでは時間的に間に合わないため、早くにスタートできたことは良かったと思います。

しかし、長い間苦手を克服できない単元もありました。たとえば、数II「ベクトル」は基本的な事項が身についておらず、なかなか仕上がりませんでした。高3秋に網羅型参考書(NEW ACTION FRONTIER)の例題を用いて取り組み直しました。これで不得意が解消されたはいえませんが、自分なりの水準を維持できたと思います。

高3の時の流れはとても速いです。

共通テストが終わると、すぐに自己採点の結果次第で受験校を決定しました。共通テストは自分なりに目標点を達成できたと思ったのですが、予想外の易化のためボーダーが大きく上がってしまいました。それまでは大阪大学を熱望していたのですが、リサーチの結果を見て志望校の変更を余儀なくされました。出願までのスケジュールは非常に短いです。学校や塾での面談でアドバイスをいただきました。

志望校によっては2次試験の出題傾向が大きく異なります。新しい志望校の傾向に合わせるには、受験までの1ヶ月では余裕がありません。冠模試を第一志望の他にも受けておかなかったことが反省点です。

また、朝講習や冬期・直前講習を積極的に受講しました。先生方は真摯に添削や個別指導をしてくださりました。親身なご指導はとても心強かったです。

学校生活では勉強だけではなく探究活動も目一杯参加しました。PDAや海外研修も強く印象に残っています。高2では微生物やシリカに関する探究プロジェクトに参加し、視野を広げることができました。また「経済を学ぶ」「法律を学ぶ」の探究ゼミは私の関心が深い分野で、3年間非常に楽しかったです。

雲雀丘で出会った友達とは学校外でも交流を深めました。他にも部活動や趣味のスポーツにも打ち込み、充実した3年間を過ごすことができました。

雲雀丘学園の全ての先生方、職員の皆さま、同級生たち、先輩・後輩 みなさまに心から感謝申し上げます。

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