校長通信
11月 第75号
2018/11/01
行事
11月になりました。高校1年生では「数学月間」ということで模試などの結果から数学力強化の取り組みが始まりました。①朝の時間の計算練習②放課後や早朝講習③学習法の相談が柱です。生徒の現状をとらえて、教科と学年が協力して行われます。高1では文系・理系の面談も行われており、「数学が苦手だから文系」「文系だから数学はいらない」というのは遠い昔の間違った話です。本校では「教科バランスを重視する」「今の時期であれば苦手を得意に変えることができる」と考え、大学入学後の学びを意識して進めています。先生方の心意気に生徒たちがどれくらい呼応してくれるのか楽しみに見ています。
高校2年の幼稚園実習を見に行きました。学園幼稚園に家庭科の授業として実習に行かせていただいています。先日の「赤ちゃん学校へ」から年齢が上がりました。それぞれの接し方にコミュニケーション能力が出ています。コミュニケーション能力は、同年代へのプレゼンや外国人だけでなく、異年齢(老人や幼児)に対してもできるようになるべきで、これも意識する必要があると思います。今までの生育歴などもあり、得意な人もあれば苦手な人もあります。その経験も自分の中に取り込んでほしいと思います。合わせて、高校3年音楽選択では、学園幼稚園においてBGM効果を意図した絵本の読み聞かせ(日本語と英語2種)も行われたようです。
昨日高校集会で話しましたように、2学期も後半、今年も2ヶ月、今学期も5ヶ月となりました。次々と模試の検証会も行われています。先生たちも種々の会議で、今年度計画の振り返り・進捗状況と次年度に向けての計画・予算立案の作業に入っています。計画したことをしっかりとやりきっていきたいと思います。