校長通信
3月理事会 第128号
2019/03/28
学校経営
3月27日(水)10時より、雲雀丘学園理事会が開催されました。本学園では、企業の経営者や地域の著名な方、学識経験者に理事・役員に就任いただき、学園に対するご意見やアドバイスをいただくと共に重要案件の報告や審議を行っています。
最初に鳥井理事長からご挨拶があり、役員・評議員の選任、平成30年度の事業報告・決算見込みの報告、平成31年度事業計画・予算案の承認決議、70周年記念事業計画の審議が行われました。次いで平成31年度における校種別基本方針・重点活動を中学高校、小学校、両幼稚園からそれぞれの教育計画の説明を行いました。
中高で作成した「親孝行の日」の冊子を配布し、取り組みについて説明いたしました。「生徒の育成」「進路の実現」「生徒の確保」を中心に今年度の振り返りと次年度の方針をお伝えしました。今年度61期生の大学合格状況は過去最高の数字であった点もしっかりとお伝えしました。一方、高校の入学者数減少についてご質問があり、現在の大阪・兵庫の入試状況について説明いたしました。「入口と出口」ともにしっかりと取り組んでいきたいと思います。生徒・授業・保護者・教員アンケートからよくなったところと不足している点、結果のよくなかった学年への取組をあげました。ホームページ内の研究授業大会の動画を流し、学校全体をあげて授業の改善やCLILに取り組んでいる様子を知っていただきました。
時間の関係で十分にご意見をいただくことができませんでしたが、励ましのお言葉をいただき、70周年に向けての取組に意を強くいたしました。
本学園を取り巻く少子化の進展や教育改革の流れをしっかりとつかみ、「すべての校種が危機感を共有して新たな施策を打ち出し取り組む必要がある」と思っています。