校長通信
第61回高校卒業式 第119号
2019/03/01
3月1日(金)、第61回高等学校卒業式を挙行しました。9時30分司会の指示に従い、卒業生313名が保護者や在校生、教職員の大きな拍手で迎えられ席につきました。
開式の辞の後、全員起立してピアノ伴奏による国歌斉唱の後、卒業生全員に一人ずつに卒業証書を授与しました。
続いて高校3年間、無遅刻・無欠席・無早退の48名の生徒に皆勤賞を授与しました。司会から紹介されると出席者からは感嘆の声と共に大きな拍手が送られました。3年間の中では体調の悪い時などあったと思います。本人の頑張りはもとより家族の支えもあったことでしょう。
そのあと、県大会3位以上の成績の放送部、ギターマンドリン部・華道部・囲碁将棋部に対して理事長表彰が行われました。
式辞では、童話「ウサギとカメ」から、グリットやりとげる力、「人生キャリアの八割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される」という計画的偶発性理論、目標と目的のちがいを意識してHaving目標だけでなく自分のあり方Being目的に目を向けてほしいと話しました。
その後、学園長挨拶、ご来賓の祝辞、在校生代表による送辞、卒業生代表の答辞と続き、在校生・教職員による「蛍の光」と卒業生による「仰げば尊し」、全員による「学園歌」の閉式の辞で卒業式の幕を閉じました。
保護者の皆様、在学中はさまざまなご協力をいただきましたこと教職員を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、これからいよいよ新しい生活に向けての第一歩を踏み出すことになります。これからの人生で嬉しい時、苦しい時さまざまな場面で雲雀丘学園のことを思い出し、機会があれば訪れてください。教職員一同お待ちしています。
「人生百年時代」といわれ、これからの長い人生を考えると、まだスタートしたばかり、五分の一です。皆さん一人ひとりが悔いのない充実した人生を送られることを心より願っています。