校長通信
中学林間学舎 第62号
2019/09/16
行事
中学には学年、学級文庫があります。図書活動を活発にしようと図書室の貸出だけでなく、廊下や教室に学年主任や担任の先生のおすすめの本を置いています。写真は中1のものですが、ノートにはたくさんの貸し出し記録がありました。
9月18日より中2、9月25日より中1が大山林間学舎に出発します。この行事は、30年以上前から続く伝統行事です。かつては中3が修学旅行の代わりに行っていました。テントキャンプや体験学習、環境学習や観光などプログラムは時代とともに変更しています。今回からの変更点としては、7月実施を9月実施としました。宿泊行事の変更は、他の行事、クラブ大会、施設など外部との関係もあり困難な点が多いですが、3年間の宿泊行事の配列、熱中症の危険性などを勘案しました。67期生から中1の実施としました。
一方、変わっていないのは「大山登頂の挑戦」と「キャンプファイヤー」です。体力的な不安もありますが、みんなで励まし合いながら登山することで踏ん張れることもあり、下山後には大きな達成感となります。またキャンプファイヤーは生徒たちが自主的に運営し、学年全体で楽しい時間を過ごす充実感も得られます。リーダーが育成されます。先日、中3の指導でフォークダンスの練習もしっかりできたと聞きました。
中2は、中学生活の折り返し地点。この行事が、自から他へ世界が広がり大きく成長するきっかけになることが多いです。
中1は、中学初めての宿泊行事で一層仲間のつながりが広がり、深まる機会だと思います。
大自然に触れ、サントリー水工場などでの環境学習を通じて、日頃の教室ではできない経験を積んでほしいと思います。