学校ブログ

校長通信

宿泊行事 第83号

2021/12/20

行事

先週、中1、中2、中3、高2の宿泊行事を実施しました。中学では一貫探究コースとして行き先、宿泊行事の取り組み方を変更しました。特に中3は「自分でつくる旅行」として探究の授業で旅行社の協力を得て企画し、プレゼン発表の中で決定していきました。コロナの影響で延期となりましたが、4学年が充実した旅行を終えることができました。保護者の皆様からもたくさんのご意見をいただきました。ご理解・ご協力ありがとうございました。いろいろな行事が生徒たちの成長につながるものとして楽しみにしております。

旅行前に私や学年主任より学年集会にて今回の旅行の意義についてお話しいたしました。以下要旨です。

みなさんはこれまでいろいろな宿泊行事を経験してきました。これらの目的として、
 ・現地に行かないと学べないことを学習してくること
 ・仲間と寝食を共にすることにより友情や仲間意識を向上させること
があげられます。
 私たちは、学生生活において「楽しく成長できる」、大きな思い出になることも経験的に理解しています。また「安全に無事帰ってくること」が一番大切だと教えられ、生徒の皆さんにもそう話してきました。宿泊行事は、学校行事として学校での学びには欠かせないものです。
 この大切な宿泊行事を充実したものにしようと、先生方はみなさんの入学前から長い時間をかけて検討してきました。旅行社の方へもいろいろな相談をしました。その上、このコロナ禍です。昨年度はコロナのことがよくわからない部分と旅行地や本校での感染状況を鑑み、中止や大きな変更をする学年も出ました。
 今年度も同じく、国や行政の指示、旅行先、感染防止対策の状況を見ながら、行き先、時期の変更の検討を重ねてきました。ここには、全国的な感染状況は報道される日々の感染者数だけでなく、地域の医療体制なども関係しますし、全国の学生団体の予約集中やキャンセル時期、違約金の取り扱い、学校行事や部活動の公式大会との調整にも苦慮し、企画を練り直し、今回の対応としました。
 学年の先生を中心に、これまでの旅行とは比べものにならない対応の中で企画・計画し、実行されることになります。生徒・保護者のみなさんも心配され、事前に考えることが多かったことでしょう。
 だからこそ、大切な宿泊行事をみなさんの手で充実した楽しいものにし、安全に帰ってきてください。これまでの宿泊行事と異なる形態で仲間たちと過ごす時間は、きっと、かけがえのない思い出となると思います。研修旅行を終えて、みなさんがひとまわりもふたまわりも成長することを楽しみにしています。


私は中2と沖縄に行きました。久しぶり4年ぶりの旅行引率でした。生徒たちが、時間、ルール、マナーを守ること、体験学習やフィールドワークなどで積極的に参加し、しっかりと意見を発表することに感心しました。各場所でいろいろな方からほめていただくことが多かったです。
三線体験で歌っていただいた「島人(しまんちゅ)ぬ宝」の歌詞がグッときました。

教科書に書いてあることだけじゃわからない
 大切なものがきっとここにあるはずさ  それが 島人ぬ宝

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