校長通信
高3のみなさんへ 第102号
2022/02/04
高3のみなさん、元気ですか?私大入試が始まり、学校で会うことも少なくなりました。コロナの感染状況でオンライン講習になり、登校ができません。先生たちは直接的な対面指導ができなくなり、悔しい思いでいっぱいだと思います。共通テストの点数の衝撃から自分を奮い立たせ、必死に頑張っていくみなさんを見て心から応援しています。志望校に向けて逆境をはね返して力を出し切ってください。しかし、心中は「合格できなかったらどうしよう」と考えてつらくなっていませんか?受験には不安はつきものだけど、不安はつのるばかりかもしれません。私からアドバイスを考えて見ました。
1.つらいのは自分一人だけではない。
こんなことを聞いたことがあります。空を見上げ大空に意識をもって行って地球を眺める。不安を抱えている人が地球上にいっぱいいる。それぞれの人がそれぞれの場所で頑張っている。踏ん張ってみよう!
2.自分一人でたたかっているのではない。
家族、学校の先生、君とつながるすべての大人が心配している。なんとなく雰囲気でわかるはず。その気持ちがわかりますか?君を支えている人は君のことを見守っている。君にはともにたたかう人がいる。
この2つからどうすればいいか?それは君は「いつもの君」でいて、平常心で力を発揮すること。「いつもではない入試」に「いつもの君」でいるのは難しいことです。私たちもそうだったから。緊張や不安をすべて解消しなくていいです。完全な「いつもの君」にならなくていいのです。少しでも「いつもの君」に近づきましょう。厳しい状況の中で頑張ってきたのは「いつもの君」です。
君の頑張っている姿は、後輩たちの勇気になっています。それは、これまでもずっとです。勉強だけではなくクラブや行事でもです。君は気づいていないでしょうが私たちにはわかります。だから、君の最後までの挑戦と頑張りを応援したいです。後輩たちは君に続いているのです。
「君はここまでよくがんばった。最後までがんばれ!やってみなはれ!」
健闘を心より祈っています。