校長通信
こんな本読んだ 第13号
2022/05/02
GWいかがおすごしですか?4月29日はあいにく朝から雨でした。雨の中、部活動の練習が行われていました。翌日は雨もあがり、早朝より校務員さんに雑草刈りをしていただきました。太陽の下で練習ができています。休みの間に工事も進んでいます。木々の新緑が美しい季節になります。
大阪に行く機会と会合までの時間があり、本屋さんに立ち寄りました。その場で購入となると重いので、帰ってからネット注文のパターンが多くなりました。なかなかネットだけで注文とはなりませんが、その流れで口コミや宣伝文句でたくさん注文してしまいます。まだ全部読みきれておりませんが、いくつかご紹介を。
『10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉』哲学者から学ぶ生きるヒントとありました。先哲の思想をどのように伝えていくのか、考えてもらえるようにするのか悩ましいところです。自分、友達、悪、生き方、命と章に分かれています。「考えることは人間力を高めること。心の小部屋を増やそう。」とあります。
「~歳から」という表題の本がほかにも見受けられます。この本もシリーズです。10歳、14歳と子どもだけでなく、40歳50歳60歳と大人にも年齢が示されているものが多いように思います。発達心理学においても、経験的にも個人差はありますが、10歳、14歳は変わり目だと感じることが多いです。
『14歳からの~』シリーズもありました。いろいろな出版社から乱立です。「アメリカの中学生が学んでいる」とあります。先日、シリーズから数学と科学の2冊を知り合いの方に贈らせていただきました。
『学問としての教育学』『いい教師の条件』『学校の大問題』の教育学校関係の3冊です。著者が知り合いだったり、メディアに出ていたり、講演や講義を受けたことがあるので購入してみました。
『だから僕たちは、組織を変えていけるーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた』ネットの書評から買ってしまいました。「組織に自律性をとりもどし、変化から学ぶ「学習する組織」を目指そう。」たしかにそうです。学校にもまさしく言えることです。関係性を重視し、チームの「思考」から「行動」への変化をあげています。そのために必要な「心理的安全性」「内発的な動機づけ」といった手段について書かれているようです。
そのほか次々なので、買っても読まない「ツンドク」ならないようにしたいです。
テレビ番組も一つ。何度も再放送されているのでご存じの方も多いと思いますが、NHK『映像の世紀』です。新シリーズの「映像の世紀ーバタフライエフェクト」にはまっています。NHKのHPによりますと、「バタフライエフェクトとは、本来はカオス理論の用語ですが、“蝶の羽ばたきが、巡り巡って竜巻を起こす”という意味でも使われます。ひとりひとりのささやかな営みが、時空を越えて大きな出来事を引き起こす。歴史は、このバタフライエフェクトの積み重ねと言ってもいいかもしれません。」モハメド・アリやアインシュタインがどのように歴史と関わっていたのか、興味深く観させていただきました。