今年度より「小中連携」学園小学校との連携を強化しております。その1つで、小学6年生が中学1年生の授業を参観されました。みなさん緊張気味で、後ろの壁にへばりついています。お行儀良くしなさい、私語厳禁と先生から言われているせいでしょうか。前に出てみてもらうことを促しました。本校の中１生も外部の方の授業見学は慣れていますが、１年しか違わず顔なじみの人もいる小６となると、後ろが気になるようでした。音楽、地理、歴史の授業、少人数の英語の様子を見ていただきました。
「授業以外に本当は何が見たい？」と尋ねると、「食堂」「校舎」という声が返ってきました。グループを食堂に連れて行くと、食いつきが良く、献立メニュー、セブン自販機、設備に興味津々でした。小学生に中学校を知っていただく取り組みですが、小中ともに「興味・関心、問い立て」ができる探究的な学びになると感じました。
このほか、教員の相互授業参観もおこなわれています。授業内容やシラバス、指導法なども連携し、カリキュラムポリシー、カリキュラムマネジメントに連動できればと思います。