校長通信
教員研修会 第32号
2023/07/10
学校経営
考査最終日には事故による鉄道の不通があり、時程変更を行いましたが、考査は無事終了しました。先生方は、採点、提出物のチェック、成績処理業務に当たっております。
考査中には、前号でお知らせした進路検討会や教員研修会、各種会議が行われました。
学園全体ではリスクマネジメント研修の講義を行いました。また、中高では外部からの侵入者,不審者への対応について、警察の方に来ていただきました。学園では「安心安全課意義」を定期的に持ち、様々な事案への対応を検討しております。中高におきましても、防犯グッズの点検・増設、来校者へのチェックの観点より教職員証や保護者証の装着をお願いしているところです。2学期には防災備蓄品の入れ替えを予定しております。
また、毎年年度末に行っている生徒アンケートの分析を社会心理学が専門の大学の先生にお願いしており、その結果に基づく議論を中心とした研修会も行われました。今回は「探究学習」「グローバル教育」「自己肯定感」をキーワードに、プログラム参加者と自己肯定感・効力感の関係を分析していただき、教員間でも意見交換をしました。年々、自己肯定感・効力感は上昇傾向にあり、探究、グローバルの学びとも関係があることが分かりました。課外のものだけでなく授業内の探究も重要だと感じています。また、プログラムの内容や事前事後学習、生徒へのアプローチの仕方など研究の方向性を考えることができました。
自立型人間育成には、主体性と自律が欠かせません。保護者と教員がどのようにアプローチしていくのか、研究成果と知見を通してともに考えていきたいと思います。