学校ブログ

校長通信

惜別 第74号

2023/12/04

学校経営

伊集院静さんがお亡くなりになりました。5月に仙台の自宅より中高校長あてに著書30冊を送っていただいてだけにびっくりしました。執筆の取材で本校を訪れていただいたご縁からです。この時は雲雀丘の校長になって良かったと思いました。前から『大人の流儀シリーズを読んでいました。年齢的に大人だけど大人になるにはどうすれば良いのか。いろいろと教えていただきました。図書室で紹介していただいています。

苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。(第1巻紹介文より)

不運と思うな。誰しもがつらい時間と遭遇しているのが人生だ。それでも懸命に生きていけば必ず、君に光を与えてくれる。その時、あの時間が不運だとは思わないはずだ。――愛する人と別れ、大切な家族をなくし、夢破れ、道を失っても、人はまたいつか、ちがう幸せを手にする。生きる勇気が湧いてくる。(第6巻紹介)

校長室に写真の3部作が数セットあります。手に取りたい人は来てください。


なぎさホテル 桑田佳祐
  愛の言葉 熱い涙 心に染みて 君の微笑みで 気絶した
  思い出に変わるホリデイ ふたりの夏は今も続く


『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』のドラマを見ました。本木さん、滝藤さんの演技がすごかった。久々にめちゃめちゃ泣きました。山中先生もですが、平尾さんは同年代と言うこともあり、学生時代からあこがれのきもちで見てきました。校長室にも著書を置いています。発想が自由で格好いい。会いたかったなと思います。

年末が近づくと、年賀状の喪中欠礼のはがきが届きます。亡くなった人のことを思いだします。先日、若い時にあの声に親しんだ谷村新司さんが亡くなり、これもショックでした。年をとったせいか、影響を受けた人の訃報に接することが多くなりました。

今年は、阪神とオリックスの日本一対決ができ、あの人も、あの先生も、あの子もよろこんでいるだとうと、想いをつのらせ、手を合わせます。合掌。

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