学校ブログ

校長通信

1ヶ月は忙しかった? 第12号

2024/05/06

行事

中1の黒板から・・・動画を見て体育大会団発表のダンスの練習の指示です。

職員室前の全校生徒パネルが届きました。スライドして6カ年分を掲示しております。

入学、進級から1ヶ月が過ぎました。新しい環境で、授業やクラブの練習・大会、探究、体育大会準備とめまぐるしい人もあったかもしれません。忙しかったですか?充実していましたか?疲れていますか?お休みはうまくリフレッシュできましたか?手近なところで、空や山や海をゆっくりと眺めてみるのも良いです。気持ちをまわりの人にお話ししてみましょう。

「忙しい」の「忙」は、りっしんべんの「心を亡くす」となります。また、「忘れる」の「忘」も「心を亡くす」です。この違いを書いた『月刊朝礼』の文を紹介します。

「忙」という字の「りっしんべん」は、「心に何かが寄り添う」ことを表し、「外的な要因で心が動かされる」という意味を持ちます。山のように仕事を振られたときのように、外からの力によって心を亡くしたときに使う漢字です。
「忘」という字の「こころ」は、「心の上に何かを載せる」ことを表し、「自らの意志による心の動き」という意味を持ちます。嫌なことから目を背けたいときのように、自分で自分の心を亡くしたときに使う漢字です。
毎日の仕事に追われていると、外からも内からも心を奪われることが多くなります。心を奪われないように、志を持って仕事に取り組みましょう。

「志」という漢字も出てきました。「士」は、青年、ひとり立ちする成人したおとこ、との意味から、人名にも使われ「自らの意思をもって自立する姿」になぞらえたりもしています。

「忙しいことは良いこと」みたいなことを言います。何もすることがないと心に支障を来すこともあるので、間違っていないのかもしれません。しかし、忙殺は困ります。私は自分の体と心がどうかだと思います。自分の身体と心に向き合いましょう。休息の取り方、リフレッシュの仕方、やりたいことは何なのか、バランスの取り方の方法を見つけていきましょう。

高3生は、早朝から教室で自習をしている生徒が増え、講習でもがんばっていますね。受験期には3週間、3ヶ月のところに山場が来ると言われます。まず3週間GW明けの過ごし方です。模試と授業、部活と行事をうまくバランスを取って、ペースをつかんでいきましょう。

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