学校ブログ

校長通信

刀剣の里 第109号

2026/03/26

学校経営

岡山県瀬戸内市の備前おさふね刀剣の里に行ってきました。初めて担任をした卒業生がここで金工師をされていると年賀状などをいただいておりました。いつか行けたらと思い、旅の途中に予定外に立ち寄ってみました。立派な備前長船刀剣博物館が建てられ周辺地域のも整備されていました。
日本刀のどのような点に人々は心を引きつけられるのかという観点から、姿・地鉄・波紋をはじめ、その刀剣の歴史やつくられた地域などが紹介されており、まず勉強しました。幸運なことに期間限定の国宝「太刀無銘一文字(山鳥毛)」を見ることができました。

当館のホームページより、国宝「太刀 無銘 一文字(山鳥毛)」について少し説明いたします。鎌倉時代中期、備前国福岡の地で活動していた刀工集団「福岡一文字派」は、数多くの名刀を生み出してきました。中でも屈指の名刀として知られるのが、「太刀 無銘 一文字(山鳥毛)」です。豪壮な太刀姿と華やかな刃文が特徴的で、製作当初の鎌倉時代の姿をよく残している貴重な作例と言えます。また、この太刀は、戦国時代の名将「上杉謙信・景勝」親子の愛刀としても有名です。この太刀を備前に戻す運動がなされたようです。
アニメやゲーム刀剣乱舞の影響で日本刀に興味を持つ方が多く、外国の方や若い女性などたくさんの方で賑わっていました。コラボグッズも大人気でした。(全然知らなかった)

博物館のビデオ映像に金工師として卒業生が出ていました。中高生の面影そのままです。ビデオ再会です。懐かしく映像の写真を撮りました。
そのあと、鍛刀場→仕上場→刀剣工房へと順に職人の方の作業が公開されていました。その金工・刀身彫の工程でその卒業生が職人として作業をされていました。偶然対面できました。拝顔して互いにすぐわかりました。
高校生の頃は勉強よりも消しゴムに何かを掘っていました。よく覚えています。家業を継ぐために進学を志し、社会人を経て30歳の頃にこの世界に飛び込み、修行を続けられました。「50歳を超えても一番若手で。これをやる人は日本に7人しかいない。弟子を取って後継者を作らないと」と話されました。
細かなすばらしい作品はもとより、他のお客様に丁寧に上手に説明している姿に感激しました。(写真は刀身彫、彼の作品です)

「母校は母港」のブログへの投稿をお願いしていますが、文章は苦手でということで、今回私が紹介させていただきました。ツーショット写真も撮りましたが、控えさせていただきます。33期生のみなさん、是非長船に行ってみてください。
春は別れの季節でもありますが、今回は偶然の35年ぶりの再会。先日の東京大学も37年ぶり。雲雀丘の卒業生はいろいろな分野で活躍されており、卒業してもそのつながりが大事にできるところがすばらしいとかみしめております。

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