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学校だより

図書室 修学旅行・シンガポール編

2019/06/07

図書室から

 修学旅行コーナー・シンガポール編から1冊。

 シンガポールの街中で色鮮やかな刺繍やビーズの雑貨を見かけると思います。それらはプラナカン雑貨と呼ばれるもので、東西交易の要衝であった地域ならではの東洋と西洋がミックスされた伝統文化です。

プラナカン~東南アジアを動かす謎の民/太田泰彦(日本経済新聞社)

 マレーシア、シンガポール、インドネシア・・・マラッカ海峡を囲む一帯に中国大陸から渡来し、古くからこの地に暮らすマレー民族と混ざり合ってきた「プラナカン」と呼ばれる謎の民族がいます。彼らが創りあげた個性的で豪華絢爛な文化、神秘的な伝統はそれぞれの国で異色の存在を放っています。アジア経済界でも勢力を持ち、気高い美意識誇りながらも謎に包まれたプラナカンを追ったルポルタージュです。

 街中では雑貨だけではなく、バロック様式に美しいタイル、パステルカラーの華やかな色彩で彩られた独特のプラナカン建築も見ることができます。

 北海道、シンガポールそれぞれ、いろいろなことを見て、聞いて、経験して来て下さい。

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