今年の読書週間イベントの一つ「出張文庫」選書の完了した学年・クラスから順にスタートしました。「出張文庫」とは名前の通り、図書室からクラスや各学年に図書室の本が出張するというもの。普段図書室を利用しない人たちにもっと図書室や本を身近に感じて貰おう。「来てくれないなら、こっちから行っちゃおう」と言う取り組みです。

　文庫の選書は図書委員。その基準は、自分のおすすめの本だけではなく、「図書室にはこんな本もあるんだよ」アピールと普段あまり本を読まない人も興味を持ってくれる本をと伝えました。さくっと決まる人、悩みに悩んで選んだ人、ちょっと図書館司書の気分を味わえたでしょうか。

　読書週間にやってみたいイベントを、と募ったところ出たアイデアです。自分の選んだ本が誰かの興味を引くのはうれしいですよ。

　中学は各クラス、高校1、2年生は廊下西側ベンチ付近に設置しています。（高２は途中、フロア移動も予定しています）貸出は1週間、貸出手続きも図書室に来ずともその場で簡単に出来るようにしました。その分、本の取り扱いは丁寧に、貸出ルールを守りましょう。

　貸出表をのぞいてみると・・・早速、動いている本がありました。