昔、子どもの頃に私は城崎マリンワールドに行きました。園内にはアジの釣り堀があり、私は母に頼んで釣り竿をレンタルしアジを釣っていたのですが、一匹のアジが釣り針を飲み込んでしまい死んでしまったのです。私はそれを見てとてもショックを受け、思わず泣いてしまいました。これは世界の海でも起きていることです。海はとても汚れています。海に浮かぶゴミの量は、一説によると約１億5000万トンとも言われています。こうしたゴミは今この瞬間にも魚たちを殺し、その死骸を食べた別の魚も死んでいます。また、工場などから垂れ流される工業廃水や、普段の生活から流される生活水も魚の絶滅を早めています。温暖化による海水温の上昇という問題もあります。魚は様々な角度から被害を受けているのです。我々ができることは何でしょうか？海岸に行き、ゴミを拾うなどの直接的なこともありますが、それ以外に身近で魚、海を救える方法もたくさんあります。たくさん想像して、考えてみてください。生命の源である海を大切にすることは、我々人類、生き物の使命です。