兵庫県では、県政の伸展、公共の福祉増進に功労のあった方、その他広く県民の模範となった方を、知事が県民を代表して表彰されています。このうち、兵庫県功労者表彰として23部門で特に功績顕著な方を表彰しています。この功労者表彰に、本校保健体育科の大見利之特任教諭が、「学術教育功労」として表彰されました。ますますのご活躍を祈念しております。（文責：中井）

大見先生は、昭和54年に本校に着任され、教科指導や学級指導にあたりながら、剣道部の顧問・監督として現在に至るまで、指導をされています。剣道部においては、全国大会出場選手を育てるなど高いレベルから初心者まで指導を行ってこられました。剣道部員は、技術面だけでなく精神面での指導の中で、人間的な成長を遂げ、卒業生には、大学剣道部での活躍や学校教員として指導者として剣道に携わる方も多いです。中学校および高等学校体育連盟などの役員を歴任し、総合体育大会や国民体育大会など各種大会において、競技・審判委員として大会運営にあたられ、県大会の副審判長や阪神地区大会の審判長を10年間務められました。
校内におきましても、生徒指導部で校則、マナー、あいさつ、清掃の徹底など基本的生活習慣の育成、行事の活性化に尽力し、生徒指導部長、指導主事、資質向上室長として学校の運営や教員の育成にも手腕を発揮していただきました。