学校だより
図書室 トマト、目指せ大収穫
2021/05/13
図書室から
野菜栽培体験でトマトの苗を持ち帰ったみなさん、苗の様子はいかがですか?栽培にはちょっとしたコツがあるようで、成長具合に応じて手をかけるとたくさんのトマトが収穫できそうです。夏の大収穫を目指しましょう!
図書室でもトマト本を紹介しています参考にし下さい。
ミニトマトの絵本/すがはらしんじ (農文教)
絵本とありますが、なかなかの情報量。支立てや下葉かきなどの栽培方法、種の取り方やトマトを使ったレシピなどをイラストたっぷりで詳しくわかりやすく紹介。「1本の樹から数百個!」も夢ではない?!
トマトの故郷は南アメリカ大陸・アンデスの高地で、古代アンデス文明のころからすでに栽培されていました。ちなみにトマトは、イタリア語ではpomodoro(黄金のリンゴ)、フランスではpomme d'amour(愛のリンゴ) 、イギリスでもlove appleと呼ばれています。ミニトマトはイタリア語でpomodori piccoli:ポモドーリ・ピッコリ ちょっとかわいい。
ところで、トマトほど鮮やかな赤色の果実ってそうないのだそうです。
トマトはどうして赤いのか?/稲垣栄洋(東京堂出版)は「身近な野菜を科学する」本です。一晩置いたカレーはどうして美味しいのか?カフェ・ラテとレタスの素敵な関係とは?ヨーロッパが大飢饉に見舞われた時、ジャガイモの栽培を庶民に広めるためにマリーアントワネットとルイ16世がとった行動とは?