学校だより
本と出会う、人と出会う
2022/04/28
図書室から
4月28日、ビブリオバトル第0回を開催しました。
正式な探究ゼミ開講に先駆けて、ビブリオバトルを知ってもらうためのデモバトルです。バトラーは3名、去年までのゼミ生です。そして司会は高3のゼミ生、みんなビブリオバトルにはまってしまった人たちです。なお、道しるべに図書館が移転してからはじめてのビブリオバトルとなりました。
以下、今回紹介された本です。
1 「夜に駆ける YOASOBI小説集」(星野舞夜/いしき蒼太/しなの/水上下波)高2
2 「きみの知らない十二ヶ月目の花言葉」(いぬじゅん)中3
3 「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」(森岡 毅)中3
新入生を中心に、バトラー(発表者)が「こんなに人がいるとは聞いてません。緊張しています」と言うほど多くの人が集まってくれました。バトラー・司会ともにビブリオバトルの魅力を語っていました。魅力はたくさんありますが、いちばんの魅力は自分の好きなもの(本)を人に語ることができるところでしょうか。もちろん他の人の発表を聞いて、読みたい本が増える喜びもあります。また、学年・クラスの垣根を越えて人と出会えることも魅力のひとつです。実際に紹介された本を読んでみて「面白かったです」と伝えるところから、新たな交流が始まったことも多くあります。新図書館のコンセプトは「本と人、人と人とが出会う図書館」です。新しい図書館でのビブリオバトルも、これから多くの出会いを実現できる場となればいい、そう思っています。
今回のチャンプ本は 「きみの知らない十二ヶ月目の花言葉」(いぬじゅん)でした。