昨日、高1生対象に東京学芸会の登本洋子先生による講演会「探究論文のテーマ設定」が70ホールで行われました。探究論文と図書館はきっても切れないなか、今年は参加しました。

2時間あればネットでまとめられるような課題ではないか？問題が大きすぎて解決不可能なものではないか？などの基本的なことから、テーマ設定のためのポイントや調査方法（勉強になりました!）など、まだまだテーマで悩んでいる人も多かったようなのでヒントになったのでは。

繰り返し「将来『高校生の時にこれに取り組んだ！』といえるテーマを見つけてください」とおっしゃっていました。

講演で紹介された本を始め、論文作成、資料検索に関連した本を特集展示しているので、悩み中の人、これから探究論文に取り組んでいく人、受験をひかえた高3生も参考にしてください。

そしてなにより、図書館には「参考調査」という仕事があります。行き詰まって途方に暮れる前に図書館司書に相談するのを忘れないで。

登本先生の著書　「学びの技」（玉川大学出版）やお薦めされていた「調べてみよう、書いてみよう」最相葉月（講談社）

ほかにも「探究学習ってどうやるの？マイテーマの探し方」片岡則夫（筑摩書房）、「答えより問いを探して」高橋源一郎（講談社｝、「中高生からの論文入門」小笠原喜康・片岡則夫（講談社）、「13最からの作文・小論文のーと」小野寺博一（PHP研究所）などなど。