学校だより
中学ビブリオバトル京都大会
2024/02/04
2月3日(土)、中学ビブリオバトル京都大会に本校中学生2名が参加しました。
この京都大会は3月に滋賀県で開かれる第7回全国中学ビブリオバトルの広域予選となっていて、チャンプ本に選ばれたバトラーには全国大会でのシード権が与えられます。
本校の代表生徒2名は中1のWさんと中2のKさんです。ビブリオバトルゼミ生の中学生に「京都大会に出たい人!」と募集をかけたところ5名の希望者が集まりました。その5名で行った校内選考バトルを勝ち抜いた代表です。代表に決まった後は、ゼミ生による公開練習や高校生の先輩からのビブリオ特訓、また学年担任の先生にも見てもらって、それぞれの発表に磨きをかけてきました。
会場は京都にある龍谷大学深草キャンパスです。
まずは4組にわかれての予選バトルから始まります。広域大会ということでバトラーは京都・滋賀・兵庫・奈良の公立・私立さまざまな中学校からの参加です。聴衆も大学小講義室がいっぱいになるほどの人で、普段とは異なる環境のなか本来の力が出せるか引率教員は心配しましたが、WさんもKさんも聴衆を魅了するすばらしい発表でした。
結果は投票後その場で発表されます。結果は・・・・・・
何と2人とも決勝進出です!決勝進出は4名、そのうち2名が雲雀丘学園となりました。決勝戦は場所を変えて小ホールで行われました。そこで紹介された本たちです。
1 「アリバイ会社にご用心」(新藤 卓広)本校中2Kさん
2 「スイッチ 悪意の実験」(潮谷 験)中2
3 「最後のトリック」(深水 黎一郎)本校中1Wさん
4 「鴨川ホルモー」(万城目 学)中1
さすが決勝戦はレベルが一段と上がりました。しかし、2人とも予選よりさらに完成度の高い発表を披露してくれました。予選を勝ち抜いたことによる自信と、多くの聴衆の前で発表できる喜びが感じられる、それぞれの発表でした。その決勝の結果は・・・・・・
惜しくもチャンプ本ならず。しかし、Wさんが準チャンプ本を獲得しました。おめでとう! 今回のチャンプ本は京都の中学1年生が発表した「鴨川ホルモー」でした。その発表は、読んだことのある引率教員も思わずまた読んでみたくなるような、チャンプ本納得の出来映えでした。
今回、この京都大会のために本校のビブリオバトルゼミ生は様々な経験を積むことができました。5名による校内選考から代表生徒の発表練習を通して、また大会当日の予選と決勝での2回の本番、こうした経験が代表生徒2名はもちろんのこと、本校のビブリオバトルゼミ生全体のレベルを上げたことを実感しています。現に、代表になれなかった生徒はその悔しさを次回のバトルで晴らそうとしていて、代表生徒2名も大会でチャンプ本になれなかった悔しさを語っていました。今後も対外活動には積極的に参加しようと思います。
なお、ビブリオバトルゼミはいつでも誰でも参加できます。今年度は残り少ないですが、参加したいという生徒は図書館司書の南竹か司書教諭の岩瀬まで声をかけてください。3月の全国中学ビブリオバトルへも本校から代表生徒が出場します。その代表生徒を決める校内選考バトルが来週予定しています。その様子もまたお伝えします。