学校ブログ

学校だより

図書館 雨の季節

2024/05/30

図書室から

明日で5月も終わり、そろそろ雨の季節がやって来ます。大雨は様々な災害をもたらしますし、梅雨に入ると雨でジメジメした日が続き気分が沈みがち・・・と言う人も多いと思います。

でもそんな雨を印象的に登場させる作品も結構多いのです。人間界で仕事を行う日に決まって雨が降る死神「死神の精度/伊坂幸太郎」や異常気象の東京を舞台にした「天気の子/新海誠」、亡くなった母親と残された父子に起こる梅雨の間だけの奇跡を描いた「いま、会いにゆきます/市川拓司」などなど。

雨で休校だった一昨日、そんな本を集めて「雨本」特集のコーナーを作りました。「雨」がタイトルにつく本だけでなく、雨が物語の大事なキーワードになっている作品を雨の日に読んでみるのもオススメです。

最近多く見られるアンソロジーや短編集には雨の作品箇所に雨粒マークをつけています。図書館でちょっと雨宿りをする時間に読めますよ。

又、今年は谷川俊太郎さんの詩「あめ」や俵万智さんの雨にまつわる短歌も展示紹介しています。

pagetop