学校だより
中学ビブリオバトル京都大会2024
2024/12/09
12月7日(土)、中学ビブリオバトル京都大会に本校の中学生2名が参加しました。
この京都大会は3月に開かれる第8回全国中学ビブリオバトルの予選を兼ねています。見事チャンプ本に選ばれたバトラーにはその全国大会でのシード権が与えられます。
本校からは中2のNさんと中3のSさんが参加しました。11月の校内選考バトルで選ばれた2名です。大会当日まで図書館で公開練習を重ねてきました。会場は京都の龍谷大学深草キャンパスです。
大会は予選バトルから始まります。出場者を4組に分けて、それぞれの予選通過者が決勝バトルへと駒を進めます。出場者は京都・滋賀・兵庫・奈良から参加していました。Nさん、Sさん2人ともに始まる前は緊張で表情が固まっていましたが、発表が始まると表情豊かで生き生きとした発表でした。今まででいちばんすばらしい発表でした。
予選の結果は投票後その場で発表されます。結果は・・・・・・
中3のSさんが決勝へと進出です!中2Nさんは惜しくも予選通過ならずでしたが、同組には去年のチャンプ本バトラーがいたのです。さすがに手強かった。決勝戦は場所を変えて小ホールで行われます。そこで紹介された本たちです。
1 「透明になれなかった僕たちのために」(佐野 徹夜)
2 「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂 冬馬)
3 「八月の御所グラウンド」(万城目 学)
4 「冷蔵庫のように孤独に」(村木 美涼)本校中3Sさん
さすがに決勝戦はレベルが一段上がります。どのバトラーも内容はもちろんのこと、話し方や伝え方にも工夫が見られ、それぞれの個性に合わせた武器で勝負をしてきます。どの本がチャンプ本に選ばれてもおかしくない発表でしたが、勝ったのは去年もチャンプ本だった京都の中学生でした。本校生徒にとっては悔しい結果となりましたが、大会を通して2人とも確かな成長が感じられました。よくやってくれたと思います。
本校のビブリオバトルはこうした大会への参加だけではなく、普段図書室で楽しくビブリオバトルを行っています。やってみたい人はいつで図書室で声をかけてください。
なお、今回のチャンプ本は「八月の御所グラウンド」でした、発表者は中2Nさんの予選グループの勝者であり、昨年度のチャンピオンでもあり、さらには全国大会での決勝経験者でもありました。