高3学年通信
学は、人たる所以を学ぶなり
2018/10/05
『吉田松陰 修養訓』には数多くの松陰の名言が残されています。
そのうちの一つがタイトルにしたものです。
学問は何のためにやるのか?
ほとんどの人にとって「いい大学に入るため」「いい就職をするため」というのが本音かもしれません。
それはそれでいいと思います。否定をする気はこれっぽっちもありません。
しかし、松陰の答えは「人が人である、それを学ぶものである」と明確です。
つまりは、「人について学ぶこと」「人としての正しい生き方について学ぶこと」です。
人たる所以をまったく学ぼうとしない学問は学問でないのです。
忙しい受験勉強の合間にこんなことを考えてもいいのではないのでしょうか。