高3学年通信
いい意味で開き直る
2018/10/22
勝海舟修養訓に以下のような言葉が紹介されていました。
「危難に際会して逃げられぬ場合と見たら、まず身命を捨ててかかった。
しかして不思議にも一度も死ななかった。ここに精神上の一大作用が存在するのだ。」
命を捨ててかかるというのは、いまの時代ではなかなか実感できないかもしれません。
この言葉は、命を捨てかかっても生きている限りは天がまだ生きていろと言ってくれて
いるので、とにかく目の前のことに賭けてみよ、ということだと思うのです。
あれこれ悩む前に、とにかく尽くせるだけの手を尽くす。追い詰められれば追い詰められるほど、
人は知恵が出てくると言われることからも、いい意味での開き直りが必要だということなのでしょう。
目の前のことに精一杯注力して、1日1日を噛みしめて過ごしましょう。