高3学年通信
演習を重ねる理由
2018/12/12
この時期にセンター演習をやる理由です。
入試というのは単純な話「合格点をとれば合格。それが最低点であっても合格」なのです。
毎度同じ話をするのですが、英語や古文・日本史においてもそうですが英単語・古典単語・一問一答など
の暗記はスポーツで例えるならば基礎トレーニングで筋トレのようなものです。しかし、筋トレばかり
していてもムキムキになるだけでその技術が上がるわけではありません。
野球で言うならば素振りもノックも必要です。素振りやノックは基礎問題集といったところでしょうか。
しかし、素振りやノックでも実戦感覚は養えません。実戦をしないと上手くならないことは部活をやって
いた人なら誰でも分かること。では、入試において実戦とは??
そうですね。過去問演習であったり、類似問題演習であったりするのです。
しかも同じ時間で本番と同じようにやることが大切です。そして、同じミスをしないように努めること。
「学習する」ことです。同じような問題を同じように間違えていては点数が伸びるわけがありません。
人としても成長するわけがありません。そこには工夫が必要なのです。
それは実戦を通じないと分からないことも多くあります。
この時期はもちろん基礎トレーニングも大切で継続しておいてほしいですが、その割合は少しずつ減らして
実戦練習とそのフォローに時間を割くべきなのです。これが演習を重ねる理由です。