高3学年通信
私立大学の受験に関して④
2018/12/22
本日で「私立大学の受験に関して」シリーズは最後になります。
本日のテーマは受験の日程の組み方です。
受験の方法としては以下のようなイメージが基本線です。(河合塾資料より引用)
①安全校の受験は必須!!
まず、1月末からスタートする試験で安全校を受験していきましょう。
安全校とは模試でB判定ないしはA判定の出ている大学です。
1つでもいいですが、不安な人・浪人を選択肢に入れていない人は2つ受験しても構いません。
センター利用という手もあります。特に文系は受験市場を見ている限りでは安全志向でいく方が
賢明かもしれません。安全校を受けることで受験の慣れや勢いをつけることも出来るので1月末から受験して
いきましょう。公募制推薦で進路を獲得している人はこの安全校の受験の必要はありません。
自分のチャレンジのための準備を下さい。
②実力相応校、チャレンジ校の受験
2月の頭から本格的に私立の受験がスタートします。
注意してほしいことは「複数校、複数学部にまたがりすぎない」ということです。
例えば、2月1日は立命館、2月3日は関西大学、2月5日は関西学院大学、2月8日は同志社大学のような
形です。こうなると対策が多岐にわたります。それぞれの大学で傾向が異なり、赤本対策も大変です。
1校に絞れば合格の可能性が高まるのは、その傾向や対策が見えてくるからです。
学部にも同じことが言えます。個別日程の対策をするにしても学部が絞られているとやりやすくなります。
できるならばなるべくシンプルに受験してことが望ましいと思います。
③勇気ある休息を!!
受験というのは思った以上に体力を使うものです。緊張感や不安、気温や慣れない移動、生活リズム…
こういったことを考慮すると3日連続くらいで1日休むことをオススメします。
中1日あけることでさらに次から連続入試があったとしてもそれにリフレッシュした
気持ちで臨むことができます。しかし、それも考え方です。
「連続して受けないと後悔する!!」というならば受けるべきです。
結局は後悔しない方法が1番ですが、1つ1つの入試を有意義でよい結果を残すためにも勇気ある休息も
1つの戦略であるということは頭の片隅に置いておいて下さい。
以上で私立大学の入試に関するシリーズは終了します。足りていない部分も多々あります。
高得点方式やスタンダード方式、英検りようや英数利用などまだまだたくさんの方法があります。
調べて、考えて、選択する。もちろん先生たちも協力します。
私立第一志望の人は各大学、各学部の過去問を計画的にこなしていきましょう!!
国公立第一志望の人はセンター試験まではセンター1本でいって下さいね!!
最後の最後まで駆け抜けてほしいと思います。