高3学年通信
Academic Winter in 大阪府立大学
2018/12/27
大阪府立大学でAcademic Winter を初めて実施していただき,高校1年生 8名,2年生 2名が羽曳野キャンパスを訪問しました。こちらは地域保健学域のキャンパスで,中百舌鳥キャンパスほど大きくはありませんが,五臓六腑をイメージしたユニークな形状の校舎で,医療系専門職を目指す学生が学んでいます。まず始めに専門書を中心に13万5千冊の蔵書を誇る図書センターを見学させていただきました。その上で高度研究型大学である大阪府立大学について,学域・学類を含めて説明をしていただきました。
午後からは,2回生の療養支援看護学の実習を見学させていただきました。2人1組で看護師役と患者役に分かれ,音叉やハンマーを使ってフィジカルアセスメントをおこなう学生さんの様子をみせていただいたのですが,和気藹々とした雰囲気の中,たくさんの項目を正常反応と異常反応の確認をテキパキとしていることに感心した様子でした。指導している先生から説明を受けたり,実際にやらせていただいて,大学での学びをイメージできたように思います。たまたまその授業を受けていた59期の先輩の姿に親近感を持ったかもしれません。
最後に学類長の上野先生から看護職のキャリアパスについてお話しをしていただき,看護師の資格を取るだけではなく,学び続けることでより患者へのケアの質が高められることを教えていただきました。上野先生は今夏のOne Day Collegeにもお越し頂いたので,そのときに講義を受けた生徒もいたようです。大学院を併設している大学への進学の意味も理解できてよかったようです。また,府大の実習先を質問した生徒がいましたが,近くのはびきの医療センターや大阪市内にある急性期総合医療センター,国際がんセンターなど府立の病院であることを教えていただきました。
お世話になった大阪府立大学の上野先生を始め諸先生方,また企画してくださった事務の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。