高3学年通信
それぞれの場で満開に
2021/03/30
講堂前の桜が満開となり、校舎から正門へ続く道は春爛漫の様相です。63期生の皆さんの門出を祝福する花道のようです(と担任の一人は勝手に思っています)。この道で皆さんとすれ違い、挨拶をすることも来月からはないのかと思うと、寂しいですね。
コロナ禍で始まった昨春から早や1年が経ちました。様々な事象に世界中が翻弄されているような状況で受験生となった皆さんですが、懸命に、時に柔軟に進路実現に向き合い、逞しく成長して卒業していきました。
厳しい表情で、暗くなるまで教室に残って一生懸命勉強していた皆さんを思い出します。志望校に合格して泣いて喜んでいた皆さんを思い出します。全力で頑張ることは本当に辛いけど、素晴らしい。皆さんが証明してくれました。
我々担任団もそうですが、何よりも皆さん自身がこの1年を誇りに思い、これからの人生で悩んだり苦しんだりする時に是非思い出して、自信につなげて欲しいと思います。思うような結果を手に入れられなかった人も、新しく始まるそれぞれの場所で満開の花を咲かせてください。
時にはその様子を聞かせに、ひばりに遊びに来て下さいね。