高3学年通信(64期生)
免疫力を高める栄養補給 No2
2020/03/24
No2は、「ビタミンC」についてです。
ビタミンCは、免疫力の主力ともいえる白血球の働きを強化したり、自らもウイルスに
攻撃を仕掛けるなど攻撃と防御の両面から身体を守ります。
人間は進化の過程でビタミンCを体内で作ることが出来なくなったため食品やサプリで
摂取する必要があります。
食品では果物全般、特にアセロラやいちご、みかん、柿、キーウィなどに多く含まれます。
野菜ではピーマン、菜の花、ブロッコリーなどがいいですが、生野菜だとたくさんの量を摂る
ことが難しいため、温野菜の方がより良いでしょう。
しかし、野菜の調理によってビタミンCが失われてしまうこともありますので、煮るよりは
炒めた方が損失は少ないようです。
ビタミンCは、天然のものと人工的に作られたもので特に差異はないという事です。
サプリメントでもCは比較的安価で、量も多いです。
一番吸収のよい摂取の仕方は、1回の摂取につき1000mg(1g)ずつで1日に2000~3000mg摂取するといいでしょう。
少し体調の悪いときには3時間おきに摂取すると、回復が早くなります。
ストレスによってもビタミンCは消耗します。
副腎皮質から分泌される抗ストレスホルモンの生成にはビタミンCが欠かせません。
不安、緊張、過労などを感じる人、激しい練習を積んでいる人などには必要なビタミンになってきます。
酸素を運搬する血中のヘモグロビンの生成にも必要な栄養素ですから、持久力の必要なスポーツをする人に
とっては必須のビタミンといえます。
コラーゲンの生成など身体づくりにも使われるビタミンですので、意識して摂取するように心がける必要があります。
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