高3学年通信(66期生)
記憶の本
2020/06/22
また一週間が始まりました。今週もまだ、特別短縮時程で進んでいきます。来週には元の時程に戻る予定でもあるので、この一週間で、生活リズムを戻していきましょう。
という中で、明日は少し変則的ですが、朝礼時に公民の小テストがあります。普段のサイクルにはない小テストですが、予告もされていたでしょうし、しっかり対策をして臨んでください。
さて、今週もお昼ご飯をはさんで一日授業です。先週までに引き続き、自席で前を向いて食べてもらっています。
まずは手を洗って、席につきます。流れにも慣れてきたようで、スムーズに動いていました。席を移動して、友だちと話しながらご飯が食べられないというのは、楽しみの一つが無くなっているということで、先生たちにしても申し訳ない気持ちです。しかし、まだ油断はできない状況。なかなか心苦しいですが、我慢ですね。よく理解し実行してくれています。皆さんありがとうございます。
では、今週もスタートです。まずは昨日の日めくりカレンダーから。
皆さんは今、成長期真っただ中。中には、ご家族の伸長を軽々と抜いてしまった人もいるかもしれませんね。背丈が伸びれば、見える景色が変わります。それと同じくして、物の見方も変わります。今まで見えていなかったものが見えてくると、新しい世界がどんどん開けていきます。反対に、今までよく見ていたものを、見なくなってしまうこともあります。また、目線が上がるにつれて、見下ろす視線も増えます。新しく見えてくるものを大切にする一方で、これまで見えていたものを忘れないようにしてほしいと思うし、視線の向きに錯覚を起こして、人や物事を見下すことのないようにしてほしいものです。
ではもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
これまた以前、どんなものにも思い出が絡まっていると書きましたが(6/8『思い出のおまけ』)、人の記憶とは不思議なものです。触れられるものでも、聞こえるものでも、見えるものでもないのに、まるで触っているかのような感触、頭から離れない音、昨日の事のように浮かぶ景色といったものが、私たちの心をどこかでくすぐってきます。何がきっかけで、記憶が呼び起こされるかはわかりませんが、写真や日記という形で残しておくと、より鮮明に思い出せるかもしれません。特に、日記はその思い出を言語化するので、より深く心の内や出来事をありありと残すことができるでしょう。皆さんも、簡単な日記をつけてみてはどうですか?手始めに、フォーサイトなんてどうでしょう。
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