学校ブログ

高3学年通信(66期生)

体を表す名

2021/09/22

昨日は中秋の名月でしたね。皆さん綺麗な月は見られましたか?たまにはゆっくりと月を見上げるのも良いものです。秋の夜長は、そんな風流にピッタリですね。

というゆっくりとは裏腹に、今日の学校では模試が行われました。4月以来のスタディーサポートです。

基本的な問題が多く、比較的スムーズにペンが動いていたように思いました。ただ、気をつけてほしいのはマークミスと転記ミス。答案用紙に正しくマークしていないと、機械は読み取ってくれません。もちろん、自分が選んだはずの選択肢を間違えずにマークすることはもっと大切です。そして、意外に怖いのが、問題冊子へのチェックミス。本番の大学入試では、自己採点で共通テストの点数を調べます。この自己採点を基に、2次試験を受ける大学、つまり受験校を決定するわけです。ここで間違いが起きてしまっていると、大変なことになりかねません。今のうちから、模試の機会にたくさん練習するようにしておきましょう。

そして、模試の後には生徒会の立候補者の演説があり、各クラス委員・係決めを行いました。

立候補者の演説を聞き、その場で投票が行われました。結果は休み明けに開示されると思いますので、少し待ってくださいね。また、どのクラスも問題なく委員・係が決定したようです。来週の認証式を経て、後期役員へと役割が引き継がれます。それまでは、まだ現行の仕事が残っています。最後まで全うしてください。

さて、明日はまたお休みになります。1日休みを挟んで今週も残り1.5日です。体力的には余力があるでしょう。しっかり授業に取り組んでくださいね。

では、本日の日めくりカレンダーです。

名は体を表すという言葉がありますね。名というものは、そのものの実体をさすという意味です。私たちは一人一人名前というものを持っていますが、その名前は、ただ単に「私」という人間の存在を表すだけでなく、存在の中身までもを表すことがあります。

時に、深く付き合っている間柄には、特定の呼び方が存在することが多くありますね。いわゆるあだ名、ニックネームです。その呼び方は、普段からその環境の空気やつながりを共有している人だからこそ使える表現です。つまり、環境が変われば別の呼び方があるということ。ちょっと大袈裟な言い方ですが、私たちは環境ごとに違う「私」になるのです。こういう呼び方をされる時はこういう「私」。このあだ名の時はこんなキャラクターとしての「私」。「私」という人間の中に、複数の「私」というキャラクターが存在するのです。その名に相応しい「私」がいるのです。自分のあだ名やニックネームを思い出してみてください。あなたの中には、どんなあなたが何人いますか?

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