高3学年通信(66期生)
身から出た結果
2021/09/27
9月最終週が始まりました。いよいよ、中間考査2週間前ですね。聞いていると、すでに動き出している人も多いようで、皆さん今回は気合が入っているようです。高1の折り返し地点。ここを良い形で折り返せれば、高1後半、そして高2に向けて良い状態が作れるはずです。
その気合の入りようも、文理選択の期限が近づいているということを考えれば、納得がいきます。こちらも皆さん色々と悩んでいるようで、友だちの間でも話し合いをしているそうです。自然と勉強に力が入りますよね。今はたくさん悩むでしょう。しっかり考えてください。いろんな人と話をして意見や情報をもらってください。誰かと一緒である必要はありません。自分が納得できる選択を、自信を持って選択してください。
さて、今週には後期生徒会役員認証式があります。前期のお仕事も残りわずか。最後まで、それぞれの職務を全うしてください。では、まずは昨日の日めくりカレンダーから。
「〜してはいけない」と教えられたことを、いまだに意識してしまうことはありませんか?歳をとるにつれて、自分の価値観や判断基準が出来上がっていくものですが、私たちが小さい時に受けた教育や教訓、しつけというものは、意外と心に残り続けているものです。家庭の担う親子の教育の力というのは、案外大きいものなのですね。家訓とまではいきませんが、幼い頃に言われて心に残っている教えを探してみてください。
そしてもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
自分の周りで起こるどんなことに対しても、少なからず良い結果を期待する気持ちはありますよね。その期待する結果を得られるために、どれほどの行動を起こしましたか?
私たちは結果というものを勘違いしてしまいがちです。純粋な運試しを除いて、私たちの行動の結果は私たちを満足させてくれるご褒美ではありません。望むような結果ではなく、落胆したり腹が立ったりすることはあるかもしれませんが、それでは結果は独立したものになってしまっていて、あなたの行動に結びついていないことになってしまいます。
結果とはあくまで結果であって、望むような形にならなかったのならば何かが足りなかったのだし、思いの外上手くいったのであれば行動の何処かに良い点があったわけだし、言うなれば結果とは、自分の行動の評価基準なわけです。もう少し言えば、自分の理想に対する評価基準です。一喜一憂することも良いかもしれませんが、結果を真摯に受け止めて、さらに良い結果が得られるよう自ら行動していくことが大切でしょう。
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