学校ブログ

高3学年通信(66期生)

人は太陽か月か

2022/10/31

10月最後の一日です。今週はなかなか忙しい一週間になります。手始めに、今日は模試の一日目でした。

今回から新しく、理科・社会が加わって5教科の試験になりました。今日の試験科目はその理科・社会と数学の3教科。教科だけで言えば3つですが、文系では社会を2つと理科基礎を2つ、理系では社会を1つと理科を2つです。特に1教科目の試験は120分休憩なしの試験でした。初めての試験方法で、疲れも見えましたね。しかし、実際この試験スケジュールに対応できなければ、共通テストでも個別試験でも戦っていけません。普段の家庭学習の段階から、長い時間勉強に取り組む訓練がより必要ですね。明日は午前中に英語と国語の試験があります。頑張りましょう。

そして、明日以降もバタバタと進んでいきます。水曜日は校外学習、木曜日は祝日でお休み、金曜日は1限目に漢字検定です。この一週間はあっという間に過ぎていくでしょうが、一日一日を大切に過ごしてください。

夜が明けてもまだ空に残っている月を有明の月と言ったりしますね。一度は見たことのある人も多いのではないでしょうか。夜に白く輝いていた月が、日が昇ると薄く半透明に輪郭が見えているあの状態です。

月は太陽によって輝かせてもらっています。日中に太陽が主役の時間には、月は輝くことが出来ません。こういう言い方をすると少し残念な感じもしますが、私たち人間も太陽と月の両方の性質を持っていると言えるかもしれません。身を置く環境の中では周囲との関係性があり、自分が主役の時もあれば脇役にまわる時もあるはず。他を圧倒するほど前に出て主役になることだってあるし、誰か他の人がそうしている時は静かに影を薄めることだってあるだろうし、誰かを主役にするためにその人を輝かせることだってあるだろうし、主役になる時はそのように、気づかぬうちに誰かに輝かせてもらっているかもしれないし。その環境の中で、時に応じて太陽になるべきか月になるべきか、その判断が大切なのかもしれませんね。

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