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高3学年通信(66期生)
まずは現世
2022/11/17
赤ちゃん学校から一週間、授業も通常に戻り、家庭科の授業も元のようになりましたが、お昼時、今日は調理教室から良い匂いがしてきました。
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調理実習が行われています。今日のメニューは筑前煮と栗きんとんのようですね。お弁当に詰めてそれぞれで食べるようです。大量のご飯を詰め込み、ぐつぐつ美味しそうに煮られた筑前煮と、加熱し必死に混ぜ続けて完成した栗きんとんを添えていました。美味しくいただけたでしょうか。ぜひ家でも、振る舞ってほしいものです。
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向かいの被服教室では、浴衣の裁縫が行われています。久しぶりに覗いてみると、ミシンを使っている人や手縫いをしている人など様々でした。だいぶ完成形に近づいているようですね。季節でこそありませんが、完成したら、袖を通した姿をぜひ見せてほしいと思います。
さて、今週ももうすぐ終わります。11月も終盤に入っていきますね。気づけばあっという間に時間が過ぎていきます。期末考査も近づいてきます。いろいろと忙しい毎日ですが、一日一日を大切に。
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生まれ変わったらこうなりたい、次の人生ではこんなことがしたい、そういう考えを持つことはあるでしょうか。誰かと話していて、そういう話題になったことはあるかもしれませんね。時代も場所も環境も、生まれてくる側としては選んでいませんから、その先天的な条件に思う所があって、そんなことを考えることはままあるでしょう。
しかし、そう考えている間にも人生は続いています。今、まさしく人生を送っています。設定された条件自体は確かにどうしようもありませんが、今からでも出来ることは本当に無いのでしょうか。やれることを可能な限り、やり通した結果での考えでしょうか。来世があることを信じて次の人生に希望を持つこと自体が悪いとは言いません。ただ、今の人生が中途半端になっているのなら、結局次の人生だって中途半端になってしまうのではないでしょうか。今、この人生でやれることをやってください。次の人生がどうなるかということも大事でしょうが、この人生で最後の最後に納得できるかどうかということが、まずもって大切なのではないでしょうか。
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