学校ブログ

高2学年通信(68期生)

であい

2024/09/01

8/31をもって、本校に別れを告げ、イギリスに発つ68期生がいます。

イギリスではバレエスクールに所属し、コンテンポラリーダンスという領域で、世界で活躍するダンサーを目指します。

それに留まらず、さらに将来には、バレエのような舞台芸術の振興を図る職業に就き、日本人の舞台芸術への関心や評価を欧米並みに高めていきたいという夢を追いかけていくそうです。

本校の成地常務理事にも渡航前にお話をし、夢を語ってくれました。常務理事も、その様子を書いています。

https://www.hibari.jp/weblog01/2024/08/961a63002e6bebf497be5fd1980380a64878837a.html


1学期の間、実はもう成績はどんな風であろうが進学先には影響を及ぼさない状態だったのですが、それでも最後まで、授業や提出物に対し、真摯に取り組んでくれていたのが非常に印象的でした。

夏休みに入り、クラスが文化祭モードとなっても、イギリスへの荷造りで忙しい中、多くの時間をクラスのために割いてくれました。

そして、開催が危ぶまれた文化祭。

その前日には、「もしかしたら今日が最後かもしれないから」と、クラスみんなにメッセージカード付きの小さなテディベアを持ってきてくれました。

この時点で、涙を流すクラスメートが続出。彼女の人徳が窺えます。






しかし。クラスでは、彼女に内緒で準備していたのです。

サプライズ送別会を!!!


無事開催できた文化祭初日。

終礼が終わったあとに本人を呼び出します。

学年主任・副主任・元担任の3人がかりの、時間稼ぎ座談会がはじまりました。

その間に、クラスのみんなは急いで移動!!

中2の先生方の協力も頂いてクラスを1つお借りし、飾り付けとビデオメッセージの上映準備を進めます。



そして。





合唱界に多大な足跡を残した三善晃さんが作詞・作曲したある曲の中に、こんな歌詞があります。

さよならは 別れることではないのですね

さよならは 信じていることの証し

あなたを 未来を 地球を

地球のどこかで歌う人を

さよならは 明日への声 さよならは 交わし合う声


この曲の名前は、「であい」です。必ず、またみんなで会いましょう。元気で頑張って。

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