高2学年通信(69期生)
当たり前ではない
2025/12/03
雲雀丘学園の敷地内には、多くの樹木があり、紅葉が見ごろです。
正門から高校校舎までの道のりも、紅葉した葉がたくさん落ち始める季節となりました。
さて、ここで写真の2枚目を見てください。
道の端に葉がよけられ、この後、ほうきできれいに取り除いてくれている人がいます。
朝は就業前の学園事務局長が、日中はシルバーさんが、お掃除をしてくださっているのです。
皆さんが歩きやすいよう、踏んで粉々になった葉で教室が汚れないようにしてくださっています。
これを何も考えずに通り過ぎるのか、それとも感謝の気持ちを持つのか。
私たちが当たり前だと感じている日常は、多くの見えない苦労に支えられています。
食材の買い出し、調理、と多くの労力をかけてお弁当を作ってくださる保護者の方。
毎朝、校舎を巡回し、ドアの取っ手を消毒してくださる校長先生。
高2の冬を迎え、そろそろ受験勉強を本格化させようと思っているであろう皆さんには、
時に面倒だと感じる日常生活を支えてくれる人たちへの感謝の気持ちを持って欲しいと思います。
そして自分の一つひとつの行動に精一杯の力を込めてください。
期末考査が終わり、気持ちにゆとりのできた今こそ、身の回りのことに目を向けましょう。
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