中3学年だより(70期生)
あずま袋完成
2022/11/21
あずま袋は1枚の布を直線で縫うと完成する袋です。てぬぐいを縫い合わせると袋になりますが、これは西洋人が持つカバンを見た庶民がまねしたのが始まりのようです。
日本には、直線に裁断した布を平面構成する着物という伝統文化があります。このあずま袋もてぬぐいという平面の布から立体にするという日本人独自の発想が盛り込まれております。
この袋は、広げると真っ平らになるうえに、たたむとハンカチ程度になります。エコバックが流行っている現代にはもう一度みなおされるべき日本の誇れる文化であると思います。
東(あずま)とは、「京都から見た江戸」を意味するそうです。ぜひお弁当箱包みに使ってみてください。
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