中3学年だより(70期生)
雪の日の調理実習
2023/01/27
10年に1度の最強寒波の恩恵を受け、今日もうっすら積もる程度の降雪がありました。
朝から「雪だ!」と大はしゃぎの中1生。10分の休み時間も時間ギリギリまで芝生グランドで雪合戦です。
楽しんでいる様子にこちらも楽しくなりました。怪我しないように、風邪引かないように、シモヤケにならないように…自分を守りつつ、どんどん楽しんで下さい。
今日はA組、C組の調理実習(家庭科)がありました。
いわしを手開きし、蒲焼きを作ります。
まずは手開きの方法を学ぶところから。「うわー、結構すごい画だー…」と、手をいわしの血まみれにしながら1人1尾捌きました。
下味のしょうがをおろし金でおろしたり、開いたいわしに下味をつけ、片栗粉をまぶして熱々のフライパンに入れたり。
フライパンに入れたいわしは、触りたいのを我慢して待ち、ようやくひっくり返す段になってまた大騒ぎ。1人1尾のはずが、割れてしまって1人2尾??!の班も…いいんです!自分たちの手で作った、その経験が重要。失敗も学びです。
また、1学期に自分たちで大豆から仕込んだお味噌を、お味噌汁にしたものも同時に試食しました。
「味噌だけも味見していいよ」と言われ、欲張ってスプーンいっぱいに取り、勢いよく口に入れて…
「(塩)辛い!!!!」そらそうだ。
塩味の中に甘みが感じられ、美味しい味噌になっておりました。ごはんのお供でも食べたいような仕上がりでした。
ぽん吉もちゃっかり実習から試食まで参加です。「僕、おさかなだーいすき!!いいにおい~」
頑張って作った蒲焼きを学年の先生方にも「どうぞ~」。いずれも愛のメッセージ付きです。
校長先生にもお持ちし、インタビューを受けた中1生も…。手開きで苦労したことやそれによって学んだこと、自分が果たした班での役割や他の人の役割について、また、お味噌は自分たちが仕込んだものであること等々、きちんと授業に「参加」して「考え」て「理解を深め」て「積極的な姿勢」で受け、さらにはそれをアウトプットできるようにもなってきているんだなということが分かる姿に、この1年の成長による頼もしさを覚えました。
もうすぐ、先輩になるんだもんね。
作ってくれた中1生も、先生方も、校長先生も、完食です。「美味しかった~」
同時に、おいしい出汁とおいしい味噌のマリアージュ・お味噌汁のじんわり深い美味しさに言葉を失った中1生とぽん吉でした。
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